プラモ 塗装

【童友社】CGイラスト風 江戸城の作り方を紹介

童友社の日本の名城JOYJOYコレクション1/700江戸城です。
初めての城プラです。

城パチコンテスト(城郭模型フォトコンテスト)に参加しようと思ったものの、城をリアルに見せる塗装のノウハウがないので自分が知っているCGイラスト風塗装方を落とし込むことにしました。

参考にしたのは17世紀前半の江戸の様子がわかる【江戸図屏風左隻】です。

 

今回のコンセプトは
【江戸図屏風に描かれている江戸城を1/700の模型で再現する】です。

 

基本工作をしっかりやって、他人と差をつける!


現存していないお城なので、パッケージの写真は微妙。


1/700スケールだとパーツも少なくシンプルな内容。
うまくディテールダウンされていると思います。

パーツごとに表面処理、塗装をして最終的に合体させるようと考えています。


パーツが少ないから仮組みはすぐに完了。
素組みでもなんとなく格好よくみえます。

口の字の屋根パーツが塗装後に塗膜の厚みでハマらなくなりそうなので400番のヤスリでぐるりと一周削っておきました。


↑屋根のパーツはランナーから切り離すとゲート跡が表側にくるので、ゴットハンドの目立てヤスリで削って周囲とうまく馴染ませます。

見える部分は手を抜くことなく、基本工作をしっかりとやります。

 

プラ板工作で他人と差をつける!


建物はタミヤの流し込み接着剤で4面を接着後、WAVEの瞬間接着剤で合わせ目を消しました。

仮組みして気になったところが、窓の抜け。
窓越しに向こう側の景色が見えていたら変なので、タミヤの0.3ミリ厚のプラ板を切り出して箱を作ります。


黒サフで塗装することでつや消し状態に。
光の反射を抑えます。


固定することもなく中にスコンと入れるだけで、窓の「抜け」とプラスチックの「透け」が無くなりました。

シンプルだけど効果は絶大です。

 

お堀の水を塗る!


発色を良くするため、下地にラッカー塗料の白サフを吹きます。
真っ白ではなく多少ムラがあるけど、あくまでもベースなので適当でOKです。

うまく塗料が回らなかったところや石垣がザラつくので、2000番のスポンジヤスリで全体をヤスって表面全体をすべすべにします。


ここからはタミヤアクリル塗料をエアブラシで塗っていきます。
使用したカラーはFX-8フラットブルー。
希釈は水性ホビーカラー用薄め液を使い、だいたい塗料1:溶剤2.5程度です。

特にマスキングはしません。
何回も吹き重ねてムラなく発色させていきます。


エアブラシのカップに残ったフラットブルーにFX-1フラットブラックをごく少量混ぜたらランダムに塗り陰影をつけます。

濃い部分は深く見えます。


さらにX-16パープルを混ぜ、これもランダムに吹き付けて変化をつけます。

 

地面を塗る!


すでに塗装したお堀の水を簡単にマスキングしたら地面を塗ります。

使用したカラーはXF-3フラットイエロー。
下地が白だから綺麗に発色します。


XF-4イエローグリーンを迷彩塗装をするようにフリーハンドで吹きます。
うっすら道のようなディテールがあるので、それを狙って吹いてます。


その上からしゃばしゃばに希釈したXF-49カーキでフィルターをかけます。
やればやるほど濃くなっていくので、適当なところでストップ。

部分的にXF-3フラットイエロー+XF-2フラットホワイトでハイライトをいれてマスキングを剥がすとこんな感じ。

 

石垣を塗る!


石垣を塗るために改めてマスキング。


ラッカーの白サフにグレーサフをちょっと混ぜて隠蔽力をUPさせたら、一度白くリセット。
グレーを混ぜても見た目は白です。

完全に白くしなくてもこの程度でOKです。
ザラついたら2000番のスポンジヤスリでなでておきます。


下段はフラットグリーン、上段はNATOグリーンのグラデーションでキメます。


マスキングを丁寧にやったので、綺麗に塗り分けられている。


石垣の塗装で使ったカラー&マスキングを剥がした様子。

グラデーションは【薄い⇒濃い】で塗ってます。

 

屋根を塗る!


タミヤアクリル塗料を左から順番に徐々に混ぜて塗っていく。


裏側は一番濃い色で塗っておきます。


天守閣の屋根はこのままだと石垣と同じになってしまうので

X-23クリヤーブルーでフィルターをかけて、青緑にします。

 

建物の壁を塗る!

細部の塗装は筆塗りの方が簡単ですが、エアブラシで塗っていきます。

FX-69NATOブラックで三角部分を塗る。


FX-19でエッジを明るくする。


マスキングしてXF-2フラットホワイトを塗る。


白く残したいところがいっぺんにマスキングできないので、2回に分けてXF-49カーキを塗る。


XF-3イエローをエッジに吹く。


マスキングを剥がすとこんな感じ。

 

天守閣の壁を塗る!


成形色の白をそのまま利用するため、天守閣の壁をマスキングする。


XF-69NTOブラック〜XF-19スカイグレイのグラデーション塗装。
これを4面ともやります。

 

しゃちほこを作る!


不注意でしゃちほこをシンナーの中にぽちゃんしたら溶けてしまったので細いハンダで自作した様子。

はんだは柔らかいので加工が簡単です。
細い棒に巻き付けて、潰して、カッターで切るだけ。

 

2Bのシャーペンでスミ入れする!

全パーツにH-20つや消しクリアーを拭いて表面を保護します。

2Bのシャーペンの先端をヤスリで尖らせて、全パーツの凸凹エッジ、石垣を1つずつ書き込んでいきます。

クリアーコートしているのでミスっても消しゴムで消せます。

屋根はスミ入れしないでそのままです。

(屋根にスミ入れしたら汚くなったので再塗装し直しました)

スミ入れが終わったら再度つや消しクリアーで保護します。

文房具屋さんで売っている液体のり【ピットマルチ2】を使って接着、組み立てたら完成です。

 

完成したら写真を撮る!


今回の作品のポイントがわかるベストショット。
影が映り込まないように目一杯明るく照らして撮影すると、CGイラストのような雰囲気になります。

スケッチブックのリングのピントがずれていることで、これがイラストではなく模型だということが認識できます。


これぐらい極端なグラデーションの方が写真映えします。
光源は完全に無視しています。


光を反射しないハイミロンの黒を背景にするとこんな感じ。

ユザワヤで売ってます。


不思議な感じがしますね。

 

まとめ

完成後のサイズ感、ディテールもちょうど良く、ダメなところが見当たらない。

今回のコンセプトである
江戸図屏風に描かれている江戸城を1/700の模型で再現する
はなかなかうまくいった気がしてます。

今までチャレンジしてこなかったジャンルのプラモデルでしたが、自分が知っているCGイラスト風塗装と組み合わせることで楽しく製作できたのでした。

そのうち木や草も生やした城プラも作ってみます。

4月6日はシロの日でした。

城パチコンテストの詳細は ↓こちら↓

城パチコンテスト受賞作品

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