プラモ 塗装

ガンプラが売ってないからR34GT-R作る【ボデー以外をつくる編】

【タミヤ】1/24スポーツカーシリーズ NO.282 ニスモR34 GT-R Zチューン
製作記になります。

塗装したボデーの完全乾燥には数日かかるので、その間にその他のパーツを塗装していきます。

ガンプラが売ってないからR34GT-R作る【ボデー編】

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黒サフをカラーとして使う

黒いパーツは光沢有り、無しに関わらずクレオスの【フィニッシングサーフェイサー1500黒】かMr.カラー92番【セミグロスブラック】のどちらかを使います。

どちらも半光沢で、大差はありません。

セミグロスブラックの方が若干光沢が優ってます。
明るいところで2色を並べて、やっと違いがわかる感じです。

ボデー以外の主役でない黒いパーツは光の反射を押さえた方が全体が締まってみえて格好がいいと思います。

 

シルバーで悩んだらクレオスのMr.カラー8番

肉眼で見たときに粒子感があるシルバーはスケール感が損なわれるので、粒子が細かいメタルカラーを使うといいです。
ガイアカラー9番ブライトシルバーも粒子が細かくていいと思います。

 

シャシの塗り分け


↑クレオスのフィニッシングサーフェイサー1500黒でシャシ全体を塗装後、塗り分けのためにマスキング。
マスキングテープの隙間をマスキングゾルで埋めます。
マスキングゾルは水で薄めると扱いやすくなります。


↑クレオスの8番シルバーを3コートして、マスキングを剥がした様子。
マスキング不良も無く、キレイに塗り分けられました。

シルバー1ccにクリアを3滴、それにガイアノーツのメタリックマスターを4ccで希釈。
この量で十分足りました。

メタリックカラーの塗装のコツは、エア圧を落として遠くからふんわりと塗料を乗せる感じです。

1コート目は薄く塗料が乗る程度で
2コート目は80%ほど隠蔽させるように
3コート目で仕上げる

こんなイメージです。

 

マスキングして塗り分けていく


↑塗り分けは細切りマスキングテープとマスキングゾルを使用。
筆塗りの方が簡単だけど、エアブラシの方がキレイに仕上がります。


↑黒はクレオスのフィニッシングサーフェイサー1500で半光沢仕上げ。
シルバーはクレオスのMr.カラー8番。変化をつけたいところにはシルバーにブラックを数滴混ぜて、若干の差をつけます。


↑付属のマスキングシールはこうすると貼りやすいです。
クリアパーツに薄く線が入っていますが、シールとは完全に合わないので妥協が必要です。


↑フィニッシングサーフェイサー1500黒で塗装後しました。
傷がつかないように保護しておきます。

 

ディテールアップをする


↑バケットシートはピンバイスで穴を開け、カッターナイフで穴を拡張。
穴の周りのモールドが浅かったので、けがき針で深く掘り込みます。
手が滑って余計な傷が入ったら、WAVEの瞬間接着剤3Sを少量流し込んで対処。
塗装すれば完璧になります。

 

質感の違いを表現する


↑内装をフィニッシングサーフェイサー、シートをセミグロスブラックで塗装後、マスキングした様子。
実車の写真を見たらシート黒部分は革製で光沢が強かったのでセミグロスブラックを選んでみました。


↑塗装して完全乾燥後、マスキングを剥がした様子。
ヨレも滲みもなく、綺麗に塗り分けられています。

レッドはラッカーではなくタミヤアクリル塗料ミニを使用。
レッドの発色をよくするために、まずX-17ピンクを薄く塗っています。

タミヤX-7レッドとクレオスの水性ホビーカラーH-43ワインレッド(マルーン)を1:1で混色。
そこにタミヤX-6オレンジを少しずつ足して実車の色味に近づけていきます。

希釈は塗料1、クレオスの水性ホビーカラー用うすめ液2.5です。

塗装後は光沢仕上げになっているので、次に実車の質感に近づけるためにこのツヤを完全に無くし、さらにガサガサにさせます。

使うのは水性ホビーカラーH-20つや消しクリアー。これにタミヤX-21フラットベースをクリアーに対して10%ほど追加。
これで光を反射しないつや消しになりました。

 

細部をこだわる


↑印刷部分ギリギリで切るとデカールのフチが荒れるので、1000番程度の紙ヤスリでエッジをなでると良いです。密着度が増す感じがします。


↑デカールが勝手に台紙から剥がれるまで水に着けて放置。
水気をとって、マークセッターを塗る。


↑空気が入らないように貼り付け面に置いて、押さえつけずにそのまま放置。
勝手に乾くのを待ちます。
乾ききる前に一度様子を見て、浮いているようなら綿棒で水分を押し出します。

半光沢、つや消し面へのデカール貼りはこれでがっちり隙間なく接着されます。
セッターが塗装面に着くと塗装の質感が変わってしまうので、できるだけデカールからはみ出さないようにします。はみ出したら水を含ませた綿棒で拭きます。


↑デカールを剥がした台紙を型紙にして、薄い透明プラ板(これは厚さ0.2mm)を切り出します。


↑この通りピタリとはまります。
UVレジンで埋めるより簡単でオススメです。


↑ホイールはセミグロスブラック、ルームミラーはメカサフスーパーヘヴィです。
サイドミラーはヒケをヤスって面出しし、ルームミラーと共にハセガワのミラーフィニッシュを貼りました。

ナンバープレートはnismoデカールを選定。
光沢面へのデカール貼り付けは、マークソフターで溶着させてます。

デカール保護のクリアーコートはしていません。
質感が変わってしまうので。


↑クレオスのスーパーチタン2は金属の粒子が細かく、わずかに黄味を帯びていて質感がすごく良いです。

 

水性のクリアーカラーで綺麗に仕上げる


↑サークルカッターやポンチなどの道具を持っていないので、カッターで切り出してマスキングします。


↑タミヤアクリル塗料のクリアーオレンジが発色するまで、表、裏を薄く何度も重ね吹き。
濃度にもよるけど、50回ほど重ねています。
表、裏の吹き重ねの回数を合わせます。
乾燥に時間がかかるので、クリアーレッドは翌日。


↑タミヤアクリル塗料のクリアーレッドで塗装。
クリアーオレンジを表、裏しっかりマスキングすることで、クリアーレッドとの境がハッキリとキレイに仕上がります。

希釈はクレオスの水性ホビーカラー用薄め液を使用。

しっとりするまで吹けばしっかりツヤがでるので、クリアコートはしません。

翌日まで乾燥させます。

 

これにて【ボデー以外をつくる編】終了

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