こんにちわ、こてつです。
当初公開を予定していた2020年の夏から再々延期となった
映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
公開日が2021年5月21日に変更になりましたね。
今回は2020年7月4日に発売された
HGUC 1/144 メッサーF01型こちらを成型色を生かしつつイラスト風に全塗装したので、使用したカラーを紹介しようと思います。
塗装の参考にしてみてください。
フレーム、関節部分⇒メカサフスーパーヘヴィ
関節部分は頻繁に動かしてよく擦れる部分なので、塗膜が強いラッカー塗料で塗ります。
これが本体フレーム、関節部分の基本色になります。
【希釈の割合】
メカサフ1:プロユースシンナー2.5
ちなみにラッカー塗料を使うのはここだけです。
あとの部分はアクリル塗料で塗っていきます。
アクリル塗料はマジックリンで消せる!
タミヤアクリル塗料、クレオスの水性ホビーカラーは水性アクリル塗料なのでマジックリンで溶かすことができます。
綿棒にマジックリンを含ませて擦るだけなので簡単です。
こんな感じでまずは全体を影色で塗装して、明るくしたいところを拭き取っていきます。
マスキングテープを貼ると境目が綺麗になりますよ!
ライトブラウン部分⇒レッドブラウン
成型色がライトブラウンのところには影色でタミヤアクリル塗料のXF-64レッドブラウンを使用しています。
もう少し明度をあげたいなら、XF-52フラットアースでもいいと思います。
あずき色部分⇒ココアブラウン
成型色があずき色というか臙脂色というかマルーンの部分の影色はクレオスの水性ホビーカラーH-17ココアブラウン(艦底色)を使用しています。
水性ホビーカラーは塗膜が割と強くて、マジックリンで消しづらかったです。
なので、タミヤアクリル塗料XF-9ハルレッドを使った方が消えやすいので作業が楽になります。
また作る機会があったらタミヤのハルレッドを使うと思います。
黄色部分⇒オリーブドラブ
胸、肩、脚の成型色が黄色の部分の影色はタミヤアクリル塗料XF-62オリーブドラブを使用しています。
もう少し明度をあげたい場合はXF-49カーキでもいいです。
このキットは黄色が足りていない部分塗装が必要な箇所があります。
使ったカラーはXF-3フラットイエロー。
イエローは発色が悪いので、薄く吹いて乾かしてを繰り返して徐々に濃くしていきます。
マスキング必須です。
さらにハイライトでホワイトを軽く吹けば成型色のパーツと見分けがつかなくなります。
バックパックのスラスターの内側も塗ってます。
各パーツのハイライトはフラットホワイト
光が当たっっているように塗装で表現します。
使っているカラーはタミヤアクリル塗料のXF-02フラットホワイト。
各パーツの角めがけて吹くといい感じになります。
フラッシュを焚いて撮影するとハイライト部分は思った以上に白飛びするので、うっすら色がつけば十分です。
基本的に成型色の上にしか吹かないので、気に入らなければマジックリンで消して納得いくまで吹き直しできます。
影色部分にホワイトが付くと修正が困難になるので、影部分はマスキングすることをお勧めします。
全体をぐるっと
影のライン、ハイライトの位置は設定画を参考にする
影やハイライトって自分で考えて塗り分けるのって結構頭使うんですよね。
僕は設定画を参考にする場合が多いです。
でも稀に設定画の影が破綻している場合もあるので、つじつま合わせが大変なことがあります。
なので設定画を見てもわからないところや、どうにもならなかった場合は上の写真を参考にしてみてください!
まとめ
ということで、メッサーのカラーレシピを公開してみました。
今後は塗装技術に関する記事も増やしていこうと思っています!
閃光のハサウェイ公開までにΞガンダムも完成させるので、そちらもお楽しみに!
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