HGUC 1/144 ユニコーンガンダム デストロイモードを水性アクリル塗料で全塗装しました。
ピンクの影色もなかなか似合っていると思います。
爽やか、キレイ、可愛いと三拍子揃ったユニコーンガンダム。
結構売れ残りがあったりするので、製作してみませんか?
仮組みする
仮組みした様子。
パーツ数が多いので、今回はパーティングラインやゲート処理を一切しないで組んでいきます。
説明書を見ながら組むのは最初のうちだけで、これから組みバラシを繰り返して塗装をしていくといつの間にか説明書がなくてもサクサクと組めるようになります。
合わせ目消しは武器だけ。
他はあまり気にならないので今回はやっていません。
仮組みの確認ができたら、バラします。
バラしながらパーティングラインとゲート処理をします。
隠れて見えなくなるところは処理しません。
例えばサイコフレームなんてほとんど隠れるので、あまり頑張る必要はないかと思います。
そのかわり、見える部分は徹底的に処理します。
ただし、エッジが丸くならないようにしましょう。
エアブラシで影色塗装する。
影色に使った色はタミヤアクリル塗料X-17ピンクです。
水性ホビーカラー用薄め液で適当に希釈します。
(かなりドロドロだったので、希釈の割合が参考にならないです)
タミヤアクリル塗料の「X」はつやあり、「XF」はつや消しの意味です。
つやありは乾燥は遅いし、ベトベトするし、シャーペンを使ってのすみ入れもやりづらいのでつや消し添加剤を混ぜてつや消しピンクにしましょう。
タミヤアクリル塗料X-21フラットベースを少し混ぜては試し拭きを繰り返して、ちょうど良い濃度を探します。
関節などグレーのパーツはラッカー塗料のメカサフスーパーヘビィを使っています。
マジックリン綿棒でアクリル塗料を溶かす
マジックリンは100均のワンプッシュディスペンサーボトルに移し替えると作業が楽になります。
メイクアップ綿棒も100均ので十分です。
塗り分けラインはマスキングテープを貼るとシャープに仕上がります。
綿棒にマジックリンをたっぷり染み込ませるとマスキングテープの隙間からマジックリンが染み込んでいって汚くなるので注意が必要です。
そんな時はティッシュに押し付けてから拭き取るといいです。
綿棒は惜しみなく使うのがコツです。
失敗したら一度ピンクを全て拭き取り、あらためてピンクから塗りなおせばOKです。
ラッカーのシンナー風呂と比べたら気が楽ですよね。
影のラインは「ユニコーンガンダム 設定画」で検索すると参考資料がいっぱいでてきます。
わからないところは想像力でカバーしていきます。
2影塗装&ハイライト塗装をする
2影に使った色は水性ホビーカラーH-29サーモンピンクです。
面ごとにマスキングして、グラデーション塗装します。
立体感を誇張することで奥行きが生まれたように錯覚させるわけです。
写真はわかりやすく組み立て済みですが、実際はバラバラにバラして1つずつ地道に塗装してます。
見た目以上に結構簡単にできます。
これらは細吹きをしている訳ではなく、マスキングをして縁を狙って普通に吹いているだけなので、特別な技術は一切ないです。
この塗装方法はカラーモジュレーションを参考にしているので、詳しくはコチラで解説しています。
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カラーモジュレーション塗装とは
こんにちわ、こてつです。 最近、自分が作っているプラモの特徴が分かってきました。 それがタイトルにもある「カラーモジュレーション」なんですけど。 最近このワードを知りました。 今回は自分 ...
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3DCGの表現を模型に落とし込むのは、見栄えが劇的に変わるので楽しいです。
アンテナ部は整形色のイエローをベースにして、面ごとにタミヤアクリル塗料XF-49カーキで影色を、XF-2フラットホワイトでハイライトを入れています。
スミ入れ、エッジ線入れ
水性ホビーカラーH-20つや消しクリアーを吹いたら2Bのシャーペンですみ入れ、エッジ線入れをしていきます。
つや消しを吹いておくと芯がよく食いついて書き込みやすくなります。
間違えたりミスしても消しゴムで消せるので気楽にやれます。
水性ホビーカラーつや消しクリアーでトップコートする
全てのパーツにすみ入れ&エッジ線を書き込んだら、再度つや消しコートで保護します。
光の反射がなくなるとイラスト感が増しますね。
水性アクリル塗料は塗膜が弱いので、パーツ同士が干渉し合わないように気をつけながら組む必要があります。
もしハゲてしまったら筆塗りで誤魔化します。